住民票と戸籍の附票の違いって何がある

『戸籍の附票(こせきのふひょう)』という言葉、きいたことがあるでしょうか。
わたしは今の仕事に就くまで、存在すら知りませんでした。
必要にせまられなければ、もしかしたらお目にかからず一生を過ごすかもしれません。

ですが相続手続では必要とされることが多いです。

 

では、この『戸籍の附票』とは、いったいどのようなものなのでしょうか。
『戸籍の附票』とは、、住所の「移転履歴」を記録した書類です。
と書くと、「ん?住所といえば、住民票じゃないの?」というご意見が聞こえてきそうです。
では、戸籍の附票と住民票の違いはなんでしょうか。

 

まずは住民票から。

住民票は、住所の移動や世帯の構成を記録したものになります。
ただし!
住民票には、前住所、現住所、の2点しか記載されません。
最大でも、転出先の住所を合わせた3点のみです。
ですから、A市→B市→C市→D市…と何度も引っ越しされた方が自分の転居履歴を証明したい場合、
まず、D市の住民票をとって、そこに書かれている前住所のC市の住民票を取って、次にそこに書かれているB市の住民票をとって…
と、手間がかかります。

 

一方、戸籍の附票では、A市→B市→C市→D市…と何度も引っ越しをしても一附票にその履歴が全て記載されます。
 

ここまで書くとわかっていただけたと思いますが、とても便利な戸籍の附票!!
世に知られずにいるなんて、本当にもったいないです。
 

ただし!

ひとつ問題点もあります。

戸籍の附票は、『戸籍』という文字がありますね。
実は、本籍地でしかとることができません。
そして、もしも本籍地が変わっている場合、以前の本籍地にいた期間の住所は反映されないのです。
あくまでも、その、本籍地にいた間にどこに住んでいたか、しか記載されないのです。
その場合は、住民票の出番となるわけなのです。
一長一短のようですが、用途によって使い分けられると便利ですよね。

 

 

 

 

トラックバックURL

コメントを書き込む